野 鳥 蒼 空

   

もう一組のツミのペア_悲劇

6月28日(土)
「もう一組のツミのペア」には3羽の雛が誕生していました。

巣は住宅地の桜の木にあり、僅か8m程の高さなので地上からも見える位置にある。
下を住民が通っても気にする様子も無く営巣していた。
そんな場所で静かに見守ってきました。

ツミの子供たちが無事に巣立って元気に飛び回る姿を見届けたかった。
しかし、親が巣から離れた隙にカラスの集団に襲われて雛は全滅していましました。
可愛い雛の姿を見てしまったので、自然の掟とは言え可哀想でならない。
しかも、相手が憎っくきカラスとなると、、、。




ツミ22(066)_2_20080601








■5月4日(日)

ツミ18(275)20080504

抱卵中の♀。
ツミが住宅地で営巣している話を聞いて見に行った。
巣作りをしていた頃はよく見えたらしいが、周りはすでに葉で覆われていた。
団地の屋内階段からソーッと覗かせてもらい、微妙に位置を調整しながら葉の隙間をぬってパチリッ。




■5月10日(土)

ツミ19(023)20080510

今日は雨。5月だというのに寒い程だ。雨に打たれながら♂が抱卵していた。
何となく不機嫌そうな顔。やはりこういうことは♂にとって苦手なのだろうな~。




■5月18日(日)

♀が抱卵している。順調そうだ。(今日は撮影せず)





■5月25日(日)

ツミ21(020)20080525

♂が巣の様子を見に来たところをパチリッ。
今日は♀が巣の中で立ち上がっているので孵化したのかもしれない。



ツミ21(026)20080525

父ちゃんは餌捕りに出撃。
「そんなところでボーッとしてないで餌捕ってこい」と怖~い母ちゃんに追い出されたかな。



ツミ21(042)20080525

この位置からは確認出来なかったが、既に雛が孵っていたようだ。
初めの1羽は21日で3羽目は25日。卵は5個あったが無事に孵ったのは3羽のみとのこと。



ツミ21(119)20080525

♂から受け取った餌を持って巣に飛び込む♀。ピントが合っていません~。





■6月1日(日)

ツミ22(132)20080601

巣に3羽の雛が居ることを確認できた。真っ白い綿毛で覆われていてぬいぐるみのようだ。
怖~い顔の優しい母親が餌を与えていた。



ツミ22(147)20080601

今日は♂の姿が見当たらない。このため、♀が餌を捕りに行っているようだ。巣を離れると1時間近く戻って来ないが、雛たちだけで大丈夫なのだろうか。



ツミ22(186)20080601

こんな小さくても嘴は猛禽です。もう羽ばたきの練習ですか~、落ちるなよ~。



ツミ22(247)20080601

おやおや未だ食べたり無いのかな。
雛の姿を見たのはこれが最初で最後になってしまった。




■6月7日(土)

1週間ぶりに様子を見に行った。
巣の中まで見えないが雛が居る気配が感じられない。親の姿も見えない。
30分程して通りかかった住民から、雛がカラスの集団に襲われたことを聞いた。
♀が巣から離れているときだったという。
雨が降った翌日と言っていたので、4日のことのようだ。
♂が姿を消してしまったので♀だけで雛の世話をしていたらしい。
♂は何故居なくなったのだろうか、、、。

ずる賢いカラスのことなので♂が居なくなったことに気づいていたのだろう。
そして、♀が巣を離れるときを待っていたのかもしれない。
普段はツミに追い飛ばされるカラスだが、このときを狙っていたのだろう。

憎きカラスめ、、、。
カラスは仲間の死体があると警戒して近づかないという習性があるらしい。
今思うと、カラスを捕まえて近くの木にでもぶら下げておけば良かったかな、などと本気で考えてしまう。




  1. 2008/06/28(土) 13:55:37|
  2. ツミ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:18
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コメント

残酷

読みながら泣きました。
可愛い雛たちの姿が胸を締め付けます。
カラスは雑食ですから、なにも雛を襲わなくても、と
思ってしまいますが。残酷ですね、自然は。

私は湿地帯のアメリカソレハシセイタカシギの雛が
他の鳥や動物に襲われないかと、卵が孵るまえに心配しています。
  1. 2008/06/28(土) 14:21:03 |
  2. URL |
  3. mimi #z8283xuI
  4. [ 編集]

ほんとに、自然界の事とは言えカラスは許しがたいです。
何も集団で襲わなくても。
こんな可愛い雛を突然失った♀はどうしているのでしょう?
ずっと見守ってきたmeadowさんの悔しい気持ちがよく分かります。
  1. 2008/06/28(土) 19:59:58 |
  2. URL |
  3. カラー #4vsPLkTA
  4. [ 編集]

残念です!

meadowさんこんばんは、ツミも残念な結果になってしまいましたね、ずる賢いカラスはやはり油断できません。ツミの♂には何かアクシデントがあったのでしょうか?本当に可哀相です。
当地のチョウゲンボウ、キョロ姉さんは今年の営巣を断念しましたが、朝夕は構内で見かけます。
そして、夜は建物内のベランダで寝ているようです。居心地が良いのでしょうね。
  1. 2008/06/28(土) 20:50:14 |
  2. URL |
  3. wakasama #o9OIkpe.
  4. [ 編集]

こんばんは
wakasamaさま経由でお邪魔しています。
折角孵化したのに…自然界で生きていくことの厳しさを強く感じています。
それにしても烏は憎らしいですね、どうしても好きになれない鳥です。
  1. 2008/06/28(土) 21:22:20 |
  2. URL |
  3. ba-ba #-
  4. [ 編集]

こんばんは。
ずーっと、観察されていたんですね、残念さが伝わってきます。
先日チョウゲンボウを見に行った時にその話を聞きました。
自然界のことなので仕方が無いとは言え、カラスは集団になるのでやっかいですね。

通勤途中で見かけるオナガはカラスを追いかけ回しています。
今日家のベランダから外を見ていたら、スズメの巣にちょっかいを出したカラスがスズメの夫婦に追いかけられていました。
スズメもやるモンだと感心してしまいました。
  1. 2008/06/28(土) 22:33:19 |
  2. URL |
  3. vegetarian #TY.N/4k.
  4. [ 編集]

■mimiさんへ

こんばんは。
ありがとうございます。
残念なことに悲しい結末になってしまいました。

カラスは本当に厄介ものですね。
相手がカラスとなると感情的になってしまいます。
ツミの巣に普段は近づきまでんが、片親になったことを知っていたのでしょうね。

アメリカソリハシセイタカシギの巣は、場所が場所だけに、鳥以外にも動物から狙われる危険があるので心配ですよね。
無事に育ってくれると良いですね。写真撮られたら見せてください。
  1. 2008/06/28(土) 23:21:57 |
  2. URL |
  3. meadow #VSY0J1g6
  4. [ 編集]

■カラーさんへ

こんばんは。
そうですね、カラスは許せませんよね。憎さ100倍です。
普段、ツミはカラスを見ただけで追い掛け回し、巣には絶対近づけません。
カラスを徹底的に嫌います。
危険な存在ということを知っているのですね。

7日に行ったときは♀の姿はありませんでした。
この日に聞いた話では、襲われた日以降は姿を見せないそうです。
この巣を再び使うことは無いでしょう。
  1. 2008/06/28(土) 23:26:05 |
  2. URL |
  3. meadow #VSY0J1g6
  4. [ 編集]

■wakasamaさんへ

こんばんは。
ツミの雛を初めて見た日は5時間くらいこの場所に居ましたが、♂は1回も姿を現しませんでした。
その後も来なかったようです。
ただ何処かへ行ってしまったのか、それとも何らかにアクシデントに遭ったのか判りません。

キョロ姉さんは居心地が良いのでしょうね。
チョウゲンボウは人工物を上手く利用して生活しますよね。
  1. 2008/06/28(土) 23:29:59 |
  2. URL |
  3. meadow #VSY0J1g6
  4. [ 編集]

■ba-baさんへ

こんばんは。
自然の厳しさとは言え、相手がカラスとなると許せませんね。
こういう場面に出くわすと益々憎たらしくなります。
可愛い雛の姿を見てしまっただけにとても残念です。
  1. 2008/06/28(土) 23:49:24 |
  2. URL |
  3. meadow #VSY0J1g6
  4. [ 編集]

■vegetarianさんへ

こんばんは。
週1回のペースでしたが巣立ちまで観察しようと続けていました。
他でも巣をカラスにやられた話は聞いたことがあります。
たぶん、此処ではなく別の場所ではないでしょうか。

自然の厳しさとはいえ、相手がカラスとなると許せなくなりますね。

元気のよいスズメですね。
カラスは、成鳥のオナガやスズメは襲えないでしょうが、巣の雛を狙うので親は必死で守りますよね。
  1. 2008/06/28(土) 23:53:40 |
  2. URL |
  3. meadow #VSY0J1g6
  4. [ 編集]

meadowさんの悔しさが伝わってくる、胸を締め付けるブログでした。雛たちがあまりにも可愛いかったので、なおさらです。
とりきちも、今住むベルリンのアパートの中庭で、何羽ものクロウタドリの雛がカラスに襲われる場面を目撃してきました。毎日成長を楽しみにしていた雛たちが目の前で襲われる姿は今も焼きついています。
にっくきカラス、でも彼らも子育てをしていたりするのですよね。それが自然のサイクルと言い聞かせて今は過ごしています。
初めて見るツミの子育て写真、感動しました。
ありがとうございました。
  1. 2008/06/29(日) 10:00:12 |
  2. URL |
  3. とりきち #K/ku.9E2
  4. [ 編集]

■とりきちさんへ

おはようございます。
雛の姿を見ていなければ感じ方も違ったのでしょうが、いちばん可愛い盛りを見てしまったので悔しいですね。
ここはカメラマンも殆ど居ない静かな場所なので気に入っていただけに残念です。

クロウタドリの雛がカラスに襲われましたか。
そういうシーンは目に焼きついてしまい忘れられませんね。
カラスも子育て中で必死なのでしょうが、今やこっちではカラスの数が多過ぎます。
人間にも原因があるのでしょう。
そもそも、カラスのずる賢さはどうにも許せませんよね。
  1. 2008/06/29(日) 11:19:24 |
  2. URL |
  3. meadow #VSY0J1g6
  4. [ 編集]

昨夜オット(日本語読める)が神妙な面持ちで、「meadowさんの所見た?」と言って来たので、
オットの所から一緒に見て、かなりショックでした。
可哀相で切なくて悲しくてコメントが出来る状態ではなかったです。
meadowさんも成長を楽しみにしていたでしょうし、
これだけ撮り続けてきたのに、こんな事になってただただ悔しい思いをされたでしょう。
幼鳥たち、白くてフワフワで、目がキラキラして、羽をばたつかせ、一生懸命生きていたのに・・・信じられない気持ちです。
無念です。
ほんとカラスのずるがしこさには呆れ返ります。
  1. 2008/06/30(月) 02:41:05 |
  2. URL |
  3. lulu #j4ekpsMA
  4. [ 編集]

とても残念です(>_<)
カラスも生きる為なのでしょうが・・・。
ずる賢いうえ、敏捷で、数が多いときたら手の打ちようがありません。
ここまで増えてしまったら生態系に悪影響ですね。
何とかならないものでしょうか。
  1. 2008/06/30(月) 10:24:52 |
  2. URL |
  3. りもふ #-
  4. [ 編集]

■luluさんへ

こんばんは。
そうでしたか~。
もう少し成長したツミは何度か見たことがありますが、生まれたてをジックリ見たのは初めてなのでショックでしたね。
綿毛に覆われていて、姿はぬいぐるみのようです。
とても愛くるしい仕草でした。
どう考えても飛べる訳ないのに、まるで羽ばたきの練習でもするかのような動作もしていました。

相手がカラスとなると自然の掟だから、ということでは片付けられない部分もありますね。
  1. 2008/06/30(月) 22:16:58 |
  2. URL |
  3. meadow #VSY0J1g6
  4. [ 編集]

■りもふさんへ

こんばんは。
生態系に影響ですか~。その通りですね。
困ったものです。
その原因は人間にもあるのかもしれませんね。

ずる賢いカラスがはびこって、他の鳥はひっそりと生きていかねばならない時代が将来来るかもしれませんよね。
考えただけで恐ろしくなりますね。
  1. 2008/06/30(月) 22:21:26 |
  2. URL |
  3. meadow #VSY0J1g6
  4. [ 編集]

こんばんは。

せっかく可愛い姿を撮られていたのに、悲しいことに
なってしまいましたね。
自然の厳しさを改めて思い、胸がグッとつまる思いです…。

子どもをみんな失ってツミの♀はどんな思いなのか、そして
♂はどこにいってしまったのか気になるところです。



  1. 2008/07/01(火) 19:02:26 |
  2. URL |
  3. binbird #-
  4. [ 編集]

■binbirdさんへ

こんばんは。
ツミの♀は、7日に見に行ったときには居ませんでした。
そうなんです。♂がそもそも問題なのです。
♂が居なくなってしまったので、本来は雛を守るべき♀が餌捕りに行かなくてはならなくなってしまいました。
巣立つまで居れば雛も成鳥並みの大きなになり危険は無くなりますよね。
巣立ちは中旬頃と思っていたので、せめて♂があと10日程残って居れば状況は変わっていたと思います。
  1. 2008/07/02(水) 22:00:22 |
  2. URL |
  3. meadow #VSY0J1g6
  4. [ 編集]

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